15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=139円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比16銭円高ドル安の1ドル=139円33~35銭。ユーロは94銭円安ユーロ高の1ユーロ=145円01~05銭。
このところ急速に円高ドル安が進んだため、朝方からひとまず利益を確定するための円売りドル買いが優勢となった。国内輸入企業による実需のドル買いもあったが、夕方にかけて米長期金利が低下すると、円買いドル売りの動きが強まった。
市場では「円相場を左右する米国の利上げ見通しを巡り、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言に注目が集まっている」との声があった。