新たに中電病院も 新病院構想 3病院統合を協議へ 広島

県の医療体制の最終基本構想が明らかになりました。県立広島病院・JR広島病院・中電病院を統合する案が検討されています。

県は、これまで県病院とJR広島病院を統合し新病院をつくる構想を打ち出していましたが、新たに中電病院を加え3つの病院を統合する案を検討しています。

新しい病院は千床の病床を備え、急性期医療を集約する形で高度医療を提供し、そこで働く医師を中山間地域などに派遣する構想です。

運営形態は一般地方独立行政法人がふさわしいとしています。

また、舟入市民病院の小児医療の機能を新病院に移し、吉島病院と広島記念病院を統合する案も検討されています。

新病院構想は、今後中電病院を加えた統合に向け協議が始まりますが、県は基本計画案を2023年中にまとめ2030年ごろの開院を目指したい考えです。

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