ここはヨーロッパ?いいえ、日本です。 おとぎ話の舞台みたいな風景が京都に存在していた

日本の古都といえば、京都である。伝統的な街並みや、古刹の数々など「和」の雰囲気を思い浮かべる人も多いだろう。

しかし、それだけではない。京都にはまるで西洋のおとぎ話に出てきそうな景色だって、存在するのだ。

霧のコスモス畑と教会(画像はとうや@To_ya0416さんのツイートより)

この写真はツイッター(@To_ya0416)やインスタグラム(toya_akitsuki)で作品を発表している写真家のとうやさんが2022年10月11日に投稿した写真。

淡いオレンジ色に焼けた空に、白い霧の漂う大地。コスモス畑の向こう側には、一軒の教会が立っている。なんとも幻想的な雰囲気だ。

とうやさんが投稿した写真には、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「綺麗だ......」
「凄く幻想的で素敵です」
「神作画かと思った」

この風景は、京都のどこにあるのだろう? Jタウンネット記者は18日、撮影場所について詳しい話を聞いた。

「こんな風景が見られるとは思ってなかった」

とうやさんが話題の写真を撮影したのは、友人である京都出身の写真家・稲田大樹(うさだぬ)さんに案内された場所だったという。とうやさんによる投稿の翌日、稲田さんも同じ場所をツイッター(@usalica)で紹介していた。

このスポットについては稲田さんの方が詳しいということだったので尋ねてみると、2人が写真を撮影したのは京都府綾部市の「由良川花庭園」。21年10月5日の朝5時半~6時頃だったという。

「夜明け前になると土手の上の聖イエス会綾部教会が見えてきたため、『コスモスと教会が撮れないか』と思い、カメラに望遠レンズを付けて撮影を試みました」(稲田さん)

まさにメルヘンの世界(画像は稲田大樹(うさだぬ)@usalicaさんのツイートより)

「京都はコスモスのスポットがあまり多くないので、新しいスポットとしての写真が撮れれば良いな」と思っていたという稲田さん。カメラを覗き込んで「正直こんな風景が見られるとは思ってなかった」とびっくりしたそうだ。

「良い意味で京都らしくない北欧チックな光景と言いますか、そんな風景を綾部で撮れたことを嬉しく思います」(稲田さん)

京都には、我々がまだ知らない面がたくさんあるに違いない。訪れたときには「京都らしさ」だけでなく「意外な景色」も探してみたい。

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