
【パリ共同】フランスのベシュ環境相は15日、2024年パリ五輪・パラリンピックの大会マスコットのぬいぐるみがほとんど中国で製造されることについて、国内産業促進や地球温暖化対策上「問題がある」と述べた。フランス公共ラジオのインタビューに答えた。
パリ五輪・パラリンピック組織委員会は14日、自由を象徴するフリジア帽をモデルとしたマスコット「フリージュ」を発表。販売される約90%は「国内で売られている大部分のぬいぐるみと同様に」中国で製造されると説明した。
組織委はマスコットのグッズを公式ショップなどで販売。ぬいぐるみの目標売上数は200万個としている。