大きいサイズのシェラカップはキャンプで大活躍!通常サイズのものとは別で持っておいて損はなし!

筆者撮影

シェラカップというと300ml前後のサイズのモノが定番で、このサイズは100円均一でも手軽に購入できます。しかし、定番サイズのモノだと、鍋代わりに使用するにはちょっと小さく不便さを感じた人も多いはず!そんな人におすすめしたいのが、定番サイズの約倍ほどの大きさがあるメガシェラカップです。今回はこのメガシェラカップの魅力と、それを活用したおすすめ料理を紹介します。

シェラカップもいろいろなサイズがある!

筆者撮影

アウトドアドアショップでよく見かけるシェラカップ。コップ、皿、クッカーにもなるこのアウトドアアイテムを持っている人は多いですが、定番のサイズのほかにもいろいろなサイズがあります。

1.ミニミニシェラカップ

筆者撮影:IPhone12Proと比較したサイズ

満水量100ml以下の小さなシェラカップ。調理するときの軽量カップとして使用したり、日本酒のおちょこ、薬味入れなどに便利なサイズ。スノーピークの雪峰祭で限定で販売される満水量60mlのミニシェラカップがこのサイズになります。

2.ミニシェラカップ

筆者撮影

満水量100~200mlの通常サイズよりひと回り小さいサイズのシェラカップ。コップ代わりに活用するのにちょうどよい大きさです。

3.定番のシェラカップ

筆者撮影

満水量200~400mlのシェラカップ。一般的に販売されている大きさはこのサイズのモノが多く、コップ、取り皿、クッカーとして活用できる万能サイズ。

4.メガシェラカップ

筆者撮影

400ml以上の大きいサイズのシェラカップ。このサイズのシェラカップを展開しているアウトドアブランドは少ないですが、このサイズはクッカーとしても皿としても使えて筆者一押しのサイズ。

サイズのほかに、ステンレスやチタンなど素材の違いもあり、安いものは直火がNGのシェラカップもあるため、使用目的で使い分けをするのがよいでしょう。

メガシェラカップのおすすめな点

それではメガシェラカップのおすすめな点を紹介します。

おすすめポイント1. 底が広いのでゴトクに乗せやすい

筆者撮影

定番のシェラカップの大きさではゴトクに置きにくい場合がありますが、メガシェラカップは底が広いのでゴトクに置いても安定感があり、直火しやすい。

おすすめポイント2. ご飯が1合炊ける

筆者撮影

ご飯を炊くとき定番のサイズだとちょっと量が少なく感じる人も多いはずです。定番のシェラカップで作れるご飯の量は0.5合。女性では1回分にはよいですが、男性ではちょっと物足りないときも。しかも、1人分しか炊くことができません。

その点、メガサイズは1合以上炊くことができ、2人でちょうどよい量を炊くことができます。ソロの場合も1回で1合炊けると、夕食と朝食分のご飯を1度で作れるので便利。

おすすめポイント3. クッカー、蒸し器、ボウル代わりになる

筆者撮影

メガカップの最大の魅力は、大きいのでクッカーとしての役割を十分こなしてくれる点です。300ml前後ですと、どうしてもスープを作ったり、チャーハンを作ったり、しゃぶしゃぶをしたり、蒸し物をするとき深さが足りなく感じますが、500ml以上あるメガサイズは鍋としての役割を果たしてくれ、そのままそのシェラカップをお皿としても利用でき、洗い物を少なくできます。

また、野外でホットケーキを作ったりするときは、ボウル代わりにコレで混ぜることも可能です。

おすすめポイント4. 大皿代わりになる

筆者撮影

サラダや唐揚げなどみんなでシェアする料理の皿としても活用できます。また、深さがあるのでカレーなど汁物を入れる皿としても便利です。

おすすめポイント5. スタッキングでき、収納しやすい

筆者撮影

持ち運ぶときも、他のサイズのシェラカップとスタッキングできるため嵩張りません。

筆者撮影

もちろん、持ち手も付いているので、吊り下げて収納できます。

メガシェラカップを活用した料理

大きいサイズのシェラカップは料理の幅を広げてくれますし、ズボラ飯にも最適です。

コレひとつでできるラーメン

筆者撮影

メガシェラカップで一番活用しているのがラーメンです。この大きさはラウンド型の袋めんがピッタリ入る大きさ。これひとつでお湯も沸かせて、ラーメンボウルにもなるので、洗い物を少なくでき、野外だけでなく家でも大活躍しています。

シュウマイ

筆者撮影

野外で蒸し器なしでシュウマイを食べるときも、このメガシェラカップが便利。シェラカップの底に厚く切った玉ねぎのスライスを入れると、網なしでシェラカップひとつで蒸し器代わりになり、蒸された玉ねぎも一緒に食べられ一石二鳥です。

ナシゴレン

筆者撮影

普段焼きめしを作る人は、いつもとちょっと調味料を変えてナシゴレンを作るのもあり!ビックシェラカップがあればこれひとつで炒めてお皿にできます。

材料
卵、ご飯、ニンニク、野菜(今回はパプリカ、玉ねぎ)、ひき肉(なんの肉でもOK)
調味料
※家であらかじめ作って持って行くのがベスト
スイートチリ大1、オイスターソース大1、ケチャップ大1/2、ナンプラー小1、コショウ少々

1.あらかじめビックシェラカップでご飯を炊いて、目玉焼きを作っておく

2.ビックシェラカップでニンニク、肉、野菜を炒める

3.ご飯を入れ、調味料を入れればできあがり

筆者撮影

夕食の残りのご飯、野菜、肉で作れるので、朝食に最適です。

メガシェラカップのおすすめ商品

大きいサイズのシェラカップのおすすめ商品を紹介します。

筆者も愛用するチャムスの630mlのシェラカップ

かわいいブービーロゴが入った630mlのシェラカップ。ステンレス製で熱伝導率が高く、サビに強い。底が直径9センチあり、ゴトクに置きやすく、インスタントラーメンを食べるのにベストな大きさです。

チャムスの1リットルの特大シェラカップ

上記のサイズよりも一回り大きい、満水量が1リットル入るシェラカップ。調理に便利な目盛付きで、クッカー代わりに活用できます。

600ml入るベルモントのクッカー型シェラカップ

クッカーのようなカタチをしたシェラカップ。持ち手が折り畳めるので持ち運びに便利。

900ml入りのユニフレームのシェラカップ

平たい形状の大型シェラカップ。底が広いので、フライパンとしても重宝。

680ml入る丸いフォルムのエバニューのシェラカップ

丸いフォルムでかわいらしい大型シェラカップ。チタン製で軽量。ボウルのようなカタチをしているので、サラダなど大皿向き。

定番のシェラカップサイズと合わせて持っておいて損はない!

筆者撮影

メガサイズのシェラカップは、クッカー、フライパン、カップ、ボウル、皿といろいろな役割を果たすマルチアイテム。ソロキャンプの人はもちろん、デュオや家族キャンプでも活躍する場面が多く、スタッキングできるので他のシェラカップとも相性抜群!

筆者はこれに合うサイズにアルミホイルを切って、蓋代わりに使用していますが、2つあれば重ねて蓋代わりに使用可能。キャンプだけでなく、軽量なので登山やトレッキングのときは水を沸かすポット代わりとしても活用しています。

© ハピキャン