
【ワシントン共同】米ワシントン首都圏交通局は15日、地下鉄路線をワシントン近郊にあるダレス国際空港などに延伸開業した。全日本空輸の日本直行便などの幅広い国際線が発着するダレスとワシントン中心部を地下鉄の電車で移動できるようになり、旅行者の利便性が大きく向上した。
路線「シルバーライン」を約18キロ延伸し、建設費は30億ドル(約4200億円)規模。途中のワシントン・ダレス国際空港駅を含めた6駅を新設した。交通局によると、延伸区間の電車を当初は主に15分おきに運行。一部は川崎重工業製の車両が走る。
空港駅とワシントン中心部のメトロセンター駅を約53分で結ぶ。