アキュラホームが川崎市に純木造5階建てのモデルハウス開設、〝3つの壁〟の克服を目指す

アキュラホーム(東京都新宿区、宮沢俊哉社長)は5日、日本初となる木造軸組構法による5階建て純木造ビルのモデルハウスを川崎住宅公園(川崎市川崎区)にオープンした。

同社は現在、2024年度の完成を目指してさいたま市内に木造軸組構法8階建ての新本社の建設を進めるなど、中規模木造建築の普及実現に注力している。

特殊構法などを使用することなく、注文住宅建築で培ってきた技術を進化させることで「普及型純木造ビル」を開発しているが、今回のモデルハウスで採用した技術によって、建築コストを抑えながら地域工務店でも施工可能とすることで、都市部における木質化の推進に寄与していく考えだ。

© 株式会社住宅産業新聞社