宮崎県内期待と不安交錯 訪日クルーズ船再開へ

年末に向け、忘年会の予約が増えているという「和食処浜咲き」の松崎昭二店長=15日午後、宮崎市

 県内では15日、約2カ月ぶりに600人超の新型コロナウイルス感染を確認、河野知事は「第8波の入り口」と危機感を表した。一方、2020年3月以降停止していた国際クルーズ船の受け入れは順次再開が発表され、日南市などからは歓迎の声が上がると同時に、感染再拡大への懸念も聞かれた。知事は強い行動要請は行わない意向を示しており、にぎわいを取り戻しつつある県内の観光、飲食業者も拡大防止へ一層気を引き締めていた。

© 株式会社宮崎日日新聞社