賃金未払い、ベトナム実習生会見 愛媛、違法残業の実態説明

記者会見するベトナム人技能実習生のドアン・ティ・トゥ・ガーさん(左端)ら=16日午前、松山市

 愛媛県西予市の縫製会社でベトナム人技能実習生への賃金が未払いになっていた問題で、実習生11人が16日、松山市内で記者会見した。違法な残業が常態化していた勤務状況を説明。未払い賃金の総額は約2700万円に上るが、会社は7日に自己破産する方針を示している。

 実習生11人は20~40代の女性。勤務先の「小清水被服工業」で長時間労働が続いたため、今年8月にNPO法人「日越ともいき支援会」に相談した。いずれも今月4日に退職、会見後は転籍先となる岐阜県の縫製会社に向かう。

 ドアン・ティ・トゥ・ガーさんは「不当な扱いを受け悲しい。とにかく給料を払ってほしい」と訴えた。

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