全国障害者スポーツ大会 金メダル獲得の6人 副知事に報告

金メダル獲得を報告した選手ら=県庁

 10月29~31日に栃木県で開かれた第22回全国障害者スポーツ大会で金メダルを獲得した6人が15日、長崎県庁で平田修三副知事に大会の様子や成果を報告した。
 本県選手団は選手、役員ら101人で構成。陸上や卓球、水泳、ソフトボールなど個人7、団体3競技に出場し、金6、銀12、銅11のメダル計29個を獲得した。
 土岐達志団長は、大会最終日に行われた陸上知的男女共通4×100メートルリレー(区分27)について「圧巻だった。堂々の金メダルを獲得し有終の美を飾ることができた」と述べた。平田副知事は「皆さんが活躍する姿は大きな励みになる」とたたえ、選手一人一人に記念品を手渡した。
 同リレーの第1走者、県立島原特別支援学校高等部の村川愛子さん(18)は「心臓が飛び出すぐらい緊張したが、練習よりうまくできて涙が出るぐらいうれしかった」と振り返った。


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