広島県が大手生保・損保と11分野で包括連携協定 自転車の安全利用も

広島県と日本生命、あいおいニッセイ同和損保は、地域の安全・安心など11の分野での包括連携協定を結びました。

広島県 湯崎英彦 知事
「この協定を契機として、さらなる県民サービスの向上と地域社会の活性化につながることを祈念している」

11日の締結式には湯崎知事、日本生命保険とあいおいニッセイ同和損害保険の代表が出席しました。協定では、「地域の安全・安心」、「健康増進・食育」など11の分野で連携します。

日本生命保険 筒井義信 会長
「少子高齢化が進み、新型コロナウィルスの影響が残る時代だからこそ、行政と民間が手を携えて地域の活性化に取り組んでいくことは極めて意義深いこと」

あいおいニッセイ同和損害保険 新納啓介 社長
「広島県ならではの取り組みによって地域の悩みごと・お困りごとの解決に貢献しながら、ともに成長していく所存です」

広島県は、「自転車条例」を施行し、来年4月から自転車利用者に保険加入を義務付けますが、3者は協定に基づき、「自転車の安全利用の促進」に向け、協力して加入促進を図っていくとしています。

このほか、講演会・体験会など通じてパラスポーツの普及に力を入れていくなどとしています。

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