あいみょんが連続テレビ小説「らんまん」の主題歌を担当。「毎朝流れると思うと、これからの朝が緊張します」

あいみょんが、NHKで2023年度前期放送の連続テレビ小説「らんまん」(日時未定)の主題歌を担当することが分かった。

神木隆之介が主人公、浜辺美波がヒロインを務める「らんまん」は、日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにした物語。明治維新から激動の大正・昭和そして未曾有の敗戦を迎えた日本が舞台となる。混乱の時代の渦中で、ただひたすら愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた富太郎の人生を基に、「日本独自の植物図鑑を編纂(へんさん)する」という夢に向かって突き進んでいく、1人の植物学者・槙野万太郎(神木)の波瀾(はらん)万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描いていく。

あいみょんは「自宅で大切に育てていたランがついに蕾(つぼみ)をつけて紫色の花を咲かせた頃に、主題歌のお話をいただきました。1年半以上全く花が咲かなかったのに見事にシンクロ。爛漫(らんまん)と紫の花が咲き始めてびっくりしました」と本作のオファーを受けた際のエピソードを明かす。

加えて、「きっと偶然だとは思うんですが、日本の植物学の父、牧野富太郎さんをモデルとしたお話ということもあり、まるで花に祝われているような、よろしく!と言われているような、そんな気がしてうれしくなりました」と心境を伝え、「ただひたすらに愛する力を持つ、そんな主人公や主人公の奥さんと向き合いながら制作した楽曲です。毎朝流れると思うと、これからの朝が緊張します。よろしくお願いします」とメッセージを寄せている。

そして、神木は「大切な仲間が主題歌を歌ってくださるなんて、とても幸せです。あいみょんさんは過去にお仕事をご一緒させていただきました。あいみょんさんが紡ぐすてきな歌詞とメロディーに乗せて毎朝が始まると思うと、心が震えます。本当に楽しみで仕方がないです」と大きな期待を抱いている。

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