宮城・角田市役所で感染が拡大 窓口業務に時間を要し市民に理解を求める

宮城県角田市では市の職員の間で新型コロナの感染が拡大していて、16日朝の時点で全職員の約15%が感染したということです。窓口業務に時間がかかる事態に陥っていて、市民に理解を求めています。

角田市によりますと、市の職員500人のうち16日朝の時点で約15%に当たる73人の感染が確認されたということです。

市役所1階の市民課や税務課の職員が中心で、対応する職員の人数が減っていることから15日に窓口業務に時間がかかることに理解を求めるメッセージを出しました。

角田市では14日、発熱など体調不良で欠勤した職員が約50人も出て、相次いで新型コロナへの感染が確認されたということです。

県によりますと、保健所が感染経路を調査中で16日時点ではクラスターに認定されていません。

市によりますと、10日以降に窓口を利用した市民から感染したという報告は受けていないということです。

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