紅白歌合戦2022年の出演者一覧 King&Princeなど43組、NHKが発表 なにわ男子やJO1など10組初出場、Vaundyらコラボステージも

第73回NHK紅白歌合戦の出場歌手(11月16日発表時点)。12月5日には藤井風の出場が発表されている

 NHKは11月16日、大みそか恒例の「第73回紅白歌合戦」の出場歌手を発表した。特別企画には松任谷由実さん、加山雄三さん、氷川きよしさん、back numberが出演。12月18日には桑田佳祐さん、佐野元春さん、世良公則さん、Charさん、野口五郎さんのスペシャルバンドも企画枠で出場することが明かになった。miletさん×Aimerさん×幾田りらさん、Vaundyさんは紅組から出場し「おもかげ(produced by Vaundy)」を歌う。これまでに発表されている2022年の紅白歌合戦の出演者の一覧を紹介する。⇒紅白歌合戦2022年の曲順はこちら

 2023年中の解散が発表された人気アイドルグループ「King&Prince(キンプリ)」や「Official髭男dism」、「あいみょん」、人気アニメ鬼滅の刃の主題歌を歌う「Aimer」らが選ばれた。初出場は、「なにわ男子」「JO1」「緑黄色社会」「ウタ」「IVE」など10組。秋元康さんが総合プロデュースするグループ「日向坂46」は4回目の出場。今秋には福井県出身の平岡海月さん(20)が4期生としてメンバー加入している。⇒司会は大泉洋さんや橋本環奈さん、櫻井翔さんも

 11月16日の出演者発表会見で、担当者は今回の歌手選定について「今年の活躍、世論の支持などを柱に総合的に判断した」と話した。今年の紅白で歌手活動を休養し充電期間に入る氷川きよしさんは紅組、白組の枠を越え、特別企画として出場。年内いっぱいでコンサート活動からの引退を発表している加山雄三さんは、紅白史上最高齢85歳で最後のパフォーマンスを披露する。

⇒2021年の紅白歌合戦の曲目を振り返る

⇒2021年の紅白歌合戦 視聴率どうだった?

NHK紅白歌合戦2022 出演者一覧(五十音順)2022年の司会は大泉洋さんや橋本環奈さん、櫻井翔さん

 第73回NHK紅白歌合戦」の司会は、俳優の大泉洋さんと橋本環奈さん、櫻井翔さん、桑子真帆アナウンサーの4人が務める。大泉さんは3年連続で、橋本さんは初めて。櫻井さんは「特別な企画」などの進行を担う「スペシャルナビゲーター」となる。

 今年は「LOVE&PEACE みんなでシェア!」をテーマに、午後7時20分から午後11時45分にかけて開催。NHKホール(東京都渋谷区)では2019年以来3年ぶりに有観客で行われる。

⇒出演者の曲目を発表…初出場のIVEやJO1、LE SSERAFIMは

「ONE PIECE FILM RED」と紅白がコラボ

 今年の紅白歌合戦に「ONE PIECE FILM RED」のオリジナルキャラクターであるウタが紅組歌手として出場する。アニメのキャラクターが紅白歌手として出場するのは、番組史上初。今回の紅白歌合戦では「ONE PIECE FILM RED」とのコラボレーション企画「ONE PIECE UTA LIVE RED×WHITE」を実施。今後、動画などのオリジナルコンテンツをPR企画として展開していく。

約70年の歴史持つ紅白歌合戦…第1回は正月のラジオ番組だった

 今や大みそかの恒例番組として人気がある「紅白歌合戦」。歴史をたどると、第1回は1951年1月3日、正月のラジオ番組としてスタートしていた。現在では事前に出場歌手や曲目が発表されるが、当時は一切発表されていなかったようだ。第2回は初回の好評を受けて30分拡大し90分間番組としてラジオ放送。今のような、大みそかのテレビ番組となったのは1953年の第4回で、初めて紅組が優勝したという。1963年の第14回には視聴率81.4%をたたき出した。

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