
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は16日午前1時47分(日本時間同日午後3時47分)、有人月探査に向け開発した宇宙船オリオンを大型ロケットのスペース・ローンチ・システム(SLS)で月に向けて打ち上げた。今回は無人の飛行試験。米フロリダ州のケネディ宇宙センターを出発し、人が乗ることができる宇宙船としては史上最も遠い45万キロ先まで飛んで12月に地球へ帰還する。
NASAによると、オリオンは予定通りロケットから分離し、打ち上げは成功した。
宇宙船には、日本初の月面到達を目指す超小型探査機OMOTENASHI(オモテナシ)が積み込まれた。