
【ドーハ共同】中東初のサッカー・ワールドカップ(W杯)開幕が20日に迫るカタールはイスラム教国で、公共の場での飲酒が禁止されている。大会中は限られたエリアで飲酒が可能だが、首都ドーハの「メインファンゾーン」で販売されるビールは500ミリリットルで50カタール・リヤル(約1900円)になる。ロイター通信が16日までに関係筋の話として伝えた。
メインファンゾーンはドーハ中心部の公園に設けられ、4万人を収容可能。W杯のスポンサーになっている「バドワイザー」のビールが販売される予定だ。
期間中は競技場周辺などの「指定エリア」で飲酒が可能だ。