広島県の病院再編へ 3病院統合し高度医療の拠点作りも

広島県の医療体制の基本構想が発表されました。県立広島病院、JR広島病院、中電病院を統合し高度医療の拠点とします。

湯崎広島県知事

「新病院では医療資源を集約しまして、広島大学病院と連携することで、全国トップレベルの高度先進医療を展開したいと考えています。」

新しい病院は、1000床の病床を備え、急性期医療を集約する形で高度医療を提供しそこで働く医師を中山間地域などに派遣する構想です。

3病院を統合することで多くの症例が集まり、高度医療が提供できる点や救急患者の受け入れ率が高まることなどが期待されています。

また、舟入市民病院の小児医療の機能を新病院に移し、吉島病院と広島記念病院を統合する案も検討しているということです。

土谷総合病院とマツダ病院の一部の機能も新病院に集約する方針です。

新病院は広島駅北口、現在、JR広島病院がある土地に整備される計画で2030年ごろの開院を目指すとしています。

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