ソウル警察庁が機動隊要請を拒否 韓国事故、前署長が証言

ソウルの雑踏事故を巡り、16日、韓国国会に招致された竜山警察署の李林宰前署長(左)とソウル警察庁の柳美真・前人事教育課長(聯合=共同)

 【ソウル共同】158人が死亡したソウル・梨泰院の雑踏事故で、現場を管轄する竜山警察署の李林宰前署長が16日、国会に招致され、機動隊を配置するよう少なくとも2回、ソウル警察庁に事前に要請したのに「当日はデモが多いから支援できない」と断られたと証言した。

 梨泰院に10万人以上が集まることが予測されていた中、警察がデモを重視し雑踏対策をおろそかにした疑いが強まった。

 李氏は、昨年のハロウィーンでは機動隊が180人配置された一方、今年は交通整理を主任務とする機動隊員20人だけが事故発生の約45分前になって梨泰院に着いていたことを認めた。

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