株式会社エーディテクノは、Blustream社のオーディオ延長器シリーズより、デジタルオーディオエクステンダーセット（型番：CAT100AU）と、アナログオーディオエクステンダーセット（型番：PAC500AU）の2機種を発売した。市場想定価格は以下の通り。
- デジタルオーディオエクステンダーセット「CAT100AU」：税込28,600円
- アナログオーディオエクステンダーセット「PAC500AU」：税込16,500円
CAT100AUの主な特長
CAT100AUは、光デジタルと同軸デジタル音声を1本のLANケーブル（Cat6/5e以上）で最長300m伝送可能なオーディオ延長器。最大300mは48kHz以下、最大150mは96kHz、最大100mは192kHz。それぞれ独立した光デジタルTOSLINK（S/PDIF）と同軸デジタルRCA（S/PDIF）の入出力端子を搭載しており、2系統のデジタル音声を同時に延長できる。
また、RX側にはデジタル/アナログコンバータを内蔵しており、入力された2chデジタル音声をアナログ3.5mmステレオジャックより変換出力する。アナログ出力の音声は本体DIPスイッチにて光デジタル音声入力または同軸デジタル音声入力のいずれかから選択可能。延長先にデジタル非対応のレガシーアンプやスピーカーしかない場合に重宝するとしている。
サンプリングレートは32kHz、44.1kHz、48kHz、96kHz、192kHzの最大24bitに対応。ホームシアターなどの高品質なオーディオ延長にも最適だという。LPCM、DTS、Dolby Digital、Dolby Digital Plusフォーマットに対応している。
PAC500AUの主な特長
PAC500AUは、2chアナログ音声をLANケーブル1本（Cat6/5e以上）で最長300m伝送可能なオーディオ延長器。LANケーブル配線を使用して音声信号をパッシブ伝送し、送受信器の区別もなく使用可能なため、施工場所や場面を選ばず活用できる。
小型でシンプルな設計のオーディオ延長器シリーズは、電源不要で場所を選ばない。ホームシアターや小規模音声スタジオ、イベントの仮設設備、病院・教室・オフィスなどのアナウンス設備、デジタル/アナログ音声を長距離伝送する場面で利用可能だ。
