
【ワシントン共同】米中間選挙は16日までの開票の結果、野党共和党が4年ぶりに下院で多数派を奪還した。想定外の大接戦で、開票作業は2週目に突入。大勝の観測もあった共和党が辛うじて勝利した。議席増は小幅になる見通し。米主要メディアが伝えた。上院は12日にバイデン大統領の与党民主党が多数派維持を確実にしており、来年1月から2年間の米議会の構成が固まった。
下院で共和党が過半数を得たことで政権と議会の支配党が異なる「ねじれ」が生じ、バイデン氏が政権運営に苦慮する局面もありそうだ。
政権与党が敗北することが多い中間選挙で善戦し、バイデン氏は再選出馬をうかがう。