FC琉球「1年でJ2復帰」意気込み 倉林社長が今季終了報告

 サッカーのFC琉球を運営する琉球フットボールクラブの倉林啓士郎社長らが16日、今季の終了報告で那覇市泉崎の琉球新報社を訪れた。J3降格が決まったが、倉林社長は「1年でJ2へ復帰できるよう、態勢づくりをしたい」と意気込んだ。

 県出身のDF上原牧人、今季で現役引退するFW上原慎也も同行。上原慎は今季最も印象に残る試合に最終の大分戦を挙げた。ホームでサポーターと「(大分に勝ち)勝利の歌を聞けたのは良い終わり方だった」と振り返った。

 アウェーで熊本に勝った試合を挙げた上原牧は、けがなどで思うような活躍ができなかったことに触れ、悔しさを胸に「J2へ戻ることを目標に、しっかり力を出して頑張っていきたい」と気を引き締めた。

 FC琉球は来年、創設20周年を迎える。倉林社長は「いろいろな企画を考えている」とサポーターとの触れ合いにも注力する考えを示した。

 (金良孝矢)

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