「広告収入を得る目的」「違法とは思っていなかった」 リーチサイト運営容疑の男を送検

違法コンテンツにインターネットの利用者を誘導するリーチサイトを運営したとして逮捕された男の身柄が、仙台地検に送られました。

著作権法違反の疑いで送検されたのは、東京都豊島区の会社役員、梶原康勲容疑者(50)です。

警察によりますと梶原容疑者は7月上旬から8月下旬までの間、自分が開設したサイトにアダルトビデオ13作品が違法にアップロードされたサイトのリンクを掲載し、利用者を誘導するリーチサイトを運営した疑いが持たれています。

梶原容疑者は「広告収入を得る目的だった」と話す一方「違法とは思っていなかった」などと容疑を一部否認しているということです。

2020年10月に施行された改正著作権法には、リーチサイトの運営者への刑事罰が盛り込まれていて、宮城県での適用は初めてです。

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