
【バンコク共同】日米中やロシア、台湾など21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議が17日、タイの首都バンコクで開かれた。エネルギーや食料価格高騰に加え、ロシアのウクライナ侵攻への対応も議論し、午後に閉幕する。参加国の対立は避けられず、一致点を見いだして共同声明をまとめられるかどうかが焦点。
日本からは西村康稔経済産業相と林芳正外相が参加。西村氏が終了後に記者会見する。政府関係者によると、西村氏は会議で、ロシアを非難するほか、エネルギーの安定供給やサプライチェーン(供給網)強化の重要性を訴える見通し。