嫡出推定の見直し案、衆院通過 再婚後出産、現夫の子に

民法改正案を可決した衆院本会議=17日午後

 子どもの無戸籍問題の解消を目指し、法律上の父親を決める「嫡出推定」を見直す民法改正案が17日、衆院本会議で、賛成多数で可決された。離婚後300日以内に生まれた子を前夫の子とする規定は維持する一方、女性が出産時に再婚していれば現夫の子とする例外を設ける。女性は離婚後100日間は再婚できないとの規定は撤廃。参院に送付され、18日に審議入りする見通し。

 改正案は10日の衆院本会議で採決予定だったが、葉梨康弘前法相の死刑を巡る失言の影響で先送りされていた。

 現行民法の嫡出推定は300日規定のほか、結婚から200日を過ぎた後の子は現夫の子とする。

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