
【シドニー共同】オーストラリアのジャイルス移民相は17日、男子テニスのジョコビッチ選手が2023年1月の全豪オープンに出場するための入国を許可する決定をしたことを正式に発表した。同選手は新型コロナウイルスのワクチン未接種を理由に今年1月にオーストラリアを国外退去処分となり、今年の全豪に出場できなかった。
ジョコビッチ選手は16日、イタリア・トリノで「ほっとした。全豪は四大大会で最も良い結果を残した大会だ。そこに戻りたい」と述べた。
オーストラリアの法律は、国外退去処分を受けて以降3年間は原則として査証(ビザ)発給を受けられないと定めている。