韓国機関「被害者は申告を」 在日スパイ冤罪、資料確保

韓国の「真実・和解のための過去事整理委員会」の鄭根埴委員長=11日、ソウル(共同)

 1970~80年代に多数の在日韓国人らが韓国の公安機関による拷問捜査で「北朝鮮スパイ」にでっち上げられた冤罪事件を調査している政府機関「真実・和解のための過去事整理委員会(真実委)」の鄭根埴委員長が、17日までに共同通信の取材に応じた。依然救済されていない日本在住の被害者の調査へ向け過去の捜査・裁判資料を確保したとし「被害者は名乗り出て調査の申請をしてほしい」と呼びかけた。

 真実委が個別の人権侵害事件を調べるには原則として関係者の申請が必要で、12月9日に受け付けが締め切られる。本人や家族以外でも事件を知る人なら申請は可能だ。(共同)

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