
広島市に差別禁止条例の制定を求めている市民団体のネットワークが17日、同市役所で記者会見を開き、ヘイトスピーチに刑事罰を設けた川崎市条例の成果と課題を学ぶ集会を12月4日に広島市内で開くと発表した。権鉉基共同代表は「弱者や少数者が安心して暮らせるよう、広島にも条例が必要だ」と訴えた。
32団体でつくるネットワークは昨年12月に結成。これまで、地域の外国人技能実習生や性的少数者(LGBTQ+)、朝鮮学校についての学習会を重ねてきた。
12月の結成1周年記念集会には、ヘイトスピーチ問題に詳しい神奈川新聞の石橋学編集委員をメイン講師に呼ぶ。