
宇宙ベンチャーispace(アイスペース)は17日、独自に開発した月面着陸船を28日午後5時46分(日本時間)に打ち上げると発表した。米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から発射される米スペースX社のファルコン9ロケットに載せる。探査計画「HAKUTO(ハクト)―R」の一環。
エネルギーを節約するため4~5カ月かけて月へ飛行し、月面への着陸は2023年4月末を予定している。成功すれば日本の民間企業としては初となる。
東京都内で記者会見した袴田武史社長は「民間企業として日本の可能性を広げたい。継続的な月面開発を続けることが重要だと考えている」と述べた。