サッカー日本代表・冨安健洋をFBSが独占取材! 福岡からW杯へ…成長と覚悟、懸ける思いとは?

FBS福岡放送でオンエア中のスポーツ情報番組「夢スポ」(日曜午後4:55、福岡ローカル)。11月19日に、その制作陣が手掛けた特番「夢スポSP『Proof/証明』 サッカー冨安健洋~福岡からW杯へ イギリス独占取材~」(午後4:00)を放送する。

11月20日からカタールで行われる、4年に1度のサッカーの祭典「FIFAワールドカップ」。その日本代表に、福岡県出身の24歳、DF・冨安健洋選手が選ばれた。アビスパ福岡史上最年少の17歳でJリーグデビューした冨安選手は、2018年にベルギーのシント=トロイデンVVへ海外移籍。その後、21年には、世界最高峰のプレミアリーグ(イギリス)のアーセナルFCへ移籍し、チームに欠かせない戦力として活躍している。番組は、テレビ初となる現地・イギリスでの独占取材と、中学時代から追いかけてきたFBSだけの秘蔵映像などで構成。冨安の成長と覚悟を伝える。語りは「夢スポ」でナレーターを務める児玉育則と、FBSの中谷萌アナウンサー。

番組を制作した大島和成プロデューサーは、冨安選手について「腹筋もバキバキで体が強く、競り合いや空中戦に圧倒的な強さがあります。特筆すべきは身長188cmの大型選手ながら、スピードや足元のテクニックもありパスも正確なこと。さらには、センターバックだけではなく、サイドバックやボランチもこなせるユーティリティー性もあり、まさに欠点のないパーフェクトプレーヤーです」と紹介。

また、日本代表に選ばれることについては「すでに多くの日本人トッププレーヤーが海外で活躍する中、代表26人に選ばれるのはすごいこと。さらに、発表前時点で、所属チームでレギュラーとして試合出場できているか、調子はどうか、けがの不安はないかなどを、すべてクリアする必要があります。アビスパ福岡出身選手の代表選出もクラブ史上初の快挙です」と説明する。

さらに、名門アーセナルFC所属に関しても言及。「世界のトッププレーヤーがそろうクラブです。そこでレギュラーを獲っていることは、ある意味、日本代表に選出されることより何倍も難しいかもしれません。環境も違う異国の地で冨安選手はすでに英語を普通に話しており、日常生活やチーム内でのコミュニケーションにおいて不安がないことが活躍の大きな要因となっています」と分析する。

冨安選手の歩みを知れば、日本代表チームの観戦も一層興味深く楽しめそうだ。

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