他者への期待なんて、せいぜい1割くらい返って来たら御の字だ

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

意見を言うことと相手の存在そのものを否定することは全然違うと思うのですが、その違いが理解できずに感情的になられると話し合いになりません。

そういう人と議論をしなければならない場合、どうしたらいいのでしょうか?

<<<<<<<<ワタシの回答

一生そのままでいいのか!?と。

感情的になっても、その相手は、大概言うこと聞かない。それは「感情的になる」という有用性を相手に与えたくないからです。そんなもんで他者を制圧できる癖をつけたらつけあがります。その内容がどんなに正しくて、自分が悪くても、お前の言うことは、聞きたくない。お前みたいには、なりたくない。この立場をいつまでも利用して欲しくない。そう思っているからです。

いつもガミガミと感情的に怒鳴って、いつも俺の言うことを誰も聞かないと愚痴っている偉い人たちは、学習した方がいいですよね。感情的に怒っても事態が変わらないのは、お前ごときに支配されたくないという現実だと。

ワタシは、話せばわかると思ってないし、わかった!!という回答のわかってなさとか、言えば変わることなんて、そんなんやったら、もう変わっているだろう!?とか、考えているのは、確かです。他者への期待なんてせいぜい1割くらい返って来たら御の字だとも、口癖みたいによく言いいます。

そうやって声を荒げることがないワタシに対して、家庭では、30年以上連れ添っているカミさんは「貴方は、冷たい」と。10年以上一緒にやっている会社のスタッフからは「中村さんは、ズルい」と。

感情的になる人の前で、ワタシはいつも思います。
一生そのままでいいのか!?と!?
ある意味「そのままで一生暮らせ」と思っています。でもね、カジュアルに見放しているわけじゃないんです。待っているというのに近いのかもしれません。待ってても来ないものは来ないということかもしれないけど、議論をせず、じっと待ちます。

やすやすと
感情的には
ならないぞ!!

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