ロッテのドラフト1位 専修大・菊地吏玖が新人王獲得誓う 伊勢原市役所訪問し「日本一に貢献できる投手に」 

髙山松太郎市長(右)と歓談する菊地吏玖投手=16日、伊勢原市役所

 プロ野球・千葉ロッテにドラフト1位指名された専修大学の菊地吏玖投手(22)が16日、大学のグラウンドがある伊勢原市の市役所を表敬訪問した。

 菊地投手は恵まれた体格から繰り出す最速152キロの直球や、多彩な変化球が持ち味の右腕。今季は東都大学リーグ2部で春・秋ともに最優秀防御率のタイトルを獲得し、大学日本代表にも選ばれた。

 ドラフト会議から約1カ月がたった現在もまだ実感がないというが「プロ野球選手になることを目標に、課題を1年ずつクリアしながら活躍ができて充実した4年間だった。伊勢原の豊かな自然に触れ、のびのびできたから今がある」と満面の笑みを浮かべる。

 髙山松太郎市長からは、「市の名誉。期待を重荷に感じることなく、プロの世界を楽しんで」とエールが送られ、「遠くに住む家族に活躍している姿を届けられるように1軍の舞台で頑張ります」と応えた。

 球団からは即戦力として期待され、「どのポジションでも良いので、チームのために全力で腕を振って、日本一に貢献できる投手になりたい」と決意表明し、新人王のタイトル獲得を誓った。

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