国際賢人会議で「被爆者の声を聴く場」を 7団体が要望書 広島

県内の被爆者団体が「国際賢人会議」で被爆者の声を聴く場を設けるよう、外務省に要望書を送りました。

来月、広島市で予定されている「国際賢人会議」は各国の政治指導者らが核廃絶について議論するものです。

県被団協などの7団体は被爆者の高齢化が進んでいる現状を受け、外務省に対し会議の中で核廃絶を訴える被爆者の声を聴く場を設けるよう求めています。

広島被爆者団体連絡会議 田中 聰司 事務局長「もう待てないと先人たちが言っていましたが、もうどころかもはや待てない。被爆者がなにを考え、なにを訴えているのかということを聞いてほしい」

「国際賢人会議」は来月10日と11日に開催される予定です。

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