連合広島、女性の推薦ゼロ 統一地方選、方針懸け離れ

 連合広島は17日、来春の統一地方選で推薦する立候補予定者30人を発表した。全員が男性だった。連合は10月発表の統一地方選の対応方針で「女性候補の積極的な擁立」を掲げており、方針と懸け離れている。

 連合広島の担当者は「女性の参画は必要だと考えているが、候補者の擁立を構成組織に任せており、女性がいなかった」と釈明した。

 広島県議選や広島市議選など6選挙に出馬を予定する現職と新人計30人の内訳は、無所属27人、立憲民主党1人、社民党2人。

© 一般社団法人共同通信社