【意外と多い!】馬を表す言葉いろいろ

日本語では馬を表す言葉が多く存在します。例えば「牝馬」という言葉。この言葉を聞いただけでその馬はメスなんだなということが分かります。この記事では例文のような一言でどのような馬かが分かる言葉をまとめてその意味について解説しています。
この記事を読んで馬についてさらに詳しくなっちゃいましょう!

馬の年齢を表す言葉

馬にとって年齢は大切な要素であるためその馬の年齢によって呼び方が変わってきます。

0歳馬の呼び方

0歳の馬のことを「当歳馬」と言います。読み方は「とうさいば」です。地域によっては「とねっこ」と言われることもあります。競走馬のセリなどでよく耳にする単語です。覚えておきましょう。

4歳以上の馬の呼び方

0歳の馬は当歳馬。1歳の馬は1歳馬(イヤリングとも呼ぶ)。2歳の馬は2歳馬。3歳の馬は3歳馬と言います。しかし4歳以上からは言い方が変わってしまいます。
4歳以上の馬は「古馬」と言われます。読み方は「こば」です。この言葉は主に競馬で用いられ、出走条件に古馬と書かれていれば4歳以上の馬しか出走できないという意味です。この言葉は競馬以外に乗馬でもよく聞く言葉です。

馬の用途を表す言葉

馬には様々な役割があり、その役割に応じて馬の呼び方が変わってきます。さっそく見ていきましょう。

神社にいる馬

神社に奉納されている馬を「神馬」と言います。読み方は「しんめ・じんめ」です。神様が乗るように奉納されています。現在では限られた神社でしか飼育されておらず代替として絵馬が誕生しました。

軍隊で使用される馬

戦いなどで用いられる馬のことを「軍馬」と言います。読み方は「ぐんば」です。人間が乗って戦うときもあれば物資の運搬用としても使われました。

受精させるための雄馬

仔馬を生産する際にお父さん馬として使われる馬のことを「種馬」と言います。読み方は「たねうま」です。優秀な遺伝子を残すために成績の良い馬が選ばれることが多いです。

ものを引っ張る馬

馬車や畑を耕すための器具などを引っ張る用の馬を「引き馬」と言います。読み方は「ひきうま」です。機械のない時代には必要不可欠な存在でした。

荷物を運ぶ馬

背中に荷物を乗せて運搬する用の馬を「荷馬」と言います。読み方は「にうま」です。

馬の状態・性質を示す言葉

馬の状態や性格によって呼び方が細かく分類されています。1つずつ見ていきましょう。

逃げ出した馬

曳手や調馬策ロープなどでつないでいた状態から逃げ出した馬を「放れ馬」と言います。読み方は「はなれうま」です。一般的には「ほうば」ということが多いです。

興奮状態であばれているの馬

暴れている馬のことを「暴れ馬」と言います。読み方は「あばれうま」です。そのままの意味ですね。出会った際は気をつけましょう。

足の速い馬

足が速く非常に優れた馬のことを「駿馬」と言います。読み方は「しゅんめ」です。映画のタイトルなどにも使われることがあるので知っていた方も多いのではないでしょうか。

まとめ

ご覧いただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。同じ馬でもその年齢や用途、状態によって呼び方が変わります。ぜひこの記事を参考に馬の呼び方を覚えて馬に詳しくなりましょう!
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