埼玉県警大宮署は17日、強制わいせつの疑いでさいたま市北区土呂町2丁目に住む、私立中学校教諭の男（25）を逮捕した。
逮捕容疑は10月1日午後7時46分ごろ、同市内の路上で徒歩で帰宅中だった県内在住の20代会社員女性の後方から近づき体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。「性欲を抑えることなく、後ろから体を触りました」と容疑を認めているという。
同署によると、男と女性に面識はなく、女性にけがはなかった。同日午後7時54分ごろ、女性が「徒歩で帰宅途中、後ろから突然無言で体を触られた」と110番。現場周辺の防犯カメラの捜査などから男の犯行が浮上した。
中学校の運営法人によると、男は昨年、同法人で採用され、今年4月から同市内の私立中学校で勤務していた。勤務態度に問題はなかったという。法人担当者は「事実関係を把握して、事実であれば学園の規則に照らし合わせて厳正に対処する」とコメントした。
