ブラックホールに「輪」 京産大など観測

ブラックホールを取り囲む輪状の構造(赤い部分)のイメージ画像

 京都産業大の岸本真教授(宇宙物理学)らの国際チームは18日、ブラックホールを取り囲む輪状の構造を望遠鏡による観測で確認したと米専門誌に発表した。

 チームは地球から6200万光年離れた銀河「NGC4151」の中心にあるブラックホールを米国にある複数の望遠鏡で観測。ブラックホールを輪状の構造が取り囲み、さらにブラックホール中心部から噴き出す「ジェット」が輪の中心を突き抜けている様子を確認した。

 宇宙空間を漂う砂のような粒子が1200度程度に熱せられて発光したものが輪のように見えているという。岸本教授は「ブラックホールの謎を明らかにしていきたい」としている。

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