極上の泡でバイクをツヤッツヤに!タナックスの『パーフェクトシャンプーセット プロ艶』 

【brand pickup】
ツーリングバッグのMotoFIZZ(モトフィズ)や、NAPOLEON(ナポレオン)バックミラーといったオリジナルブランドを展開しているタナックス。その豊富な品揃えの中で、クリーニング&メンテナンスケミカル用品のオリジナルブランドがPITGEAR(ピットギア)だ。

今シリーズでは、PITGEARシリーズの中から、愛車を輝かせるための洗車用品『プロ艶』シリーズをピックアップしてご紹介。第1回目は2022年の9月14日に発売になったばかりの『パーフェクトシャンプーセット プロ艶』を使ってみよう!

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パーフェクトシャンプーセット プロ艶
価格 3,080円(税込)
品番 PG-283
内容量:100ml(クリーナー)/200ml(シャンプー)
部品構成:マルチクリーナー プロ艶×1、プロ艶シャンプー100×1、専用筆ブラシ×1、保護手袋×1セット、マルチクリーナー用キャップ

2種類の洗剤で効果的に汚れを落とす!

最大の特徴はケミカルが1種類ではなく、足回りなどの頑固な汚れ用のアルカリ性クリーナーである「マルチクリーナー プロ艶」と、全体洗い用の「プロ艶シャンプー100」の2つに分かれていること。

入り組みは、①マルチクリーナー プロ艶、②プロ艶シャンプー100、③手袋、④マルチクリーナー プロ艶専用キャップ、⑤マルチクリーナー プロ艶専用筆ブラシ

まずはホースに接続して使用する『スプラッシュブラシ』で、水をかけながら砂や泥などのブラシで落ちる大きな汚れを洗い流していく。

『スプラッシュブラシ』も2022年10月12日に発売になったばかりの新製品。柔らかめの毛先で泥や砂などを落とす予洗いに便利。## アルカリ性クリーナーで足回りとオイルを除去

第一段階は、足回りやチェーン、エンジンまわりなど「マルチクリーナー プロ艶」オイルやブレーキダストなどの頑固な汚れを落とすところからスタート。

水を吸わせた専用筆ブラシに「マルチクリーナー プロ艶」を原液のまま染み込ませ筆先で汚れを浮かせながらピンポイントで落としていく。ホイールに飛んだチェーン油などはなかなか落ちないものだが、専用クリーナーがあると作業が非常に効率よく行える。

セットには手袋と専用筆ブラシ、専用キャップが付属。「マルチクリーナー プロ艶」は希釈せずに原液のまま使うのがポイント。

またキャリパーやハブの内側など複雑な形状の部位では専用筆ブラシが効果を発揮。おかげで非常に細かい部分まで丁寧に洗い上げられる。

専用筆ブラシのおかげで複雑な部位のクリーニングも楽々行える。

「マルチクリーナー プロ艶」使用のポイントは、薬液の洗浄力が強力なのでこまめに洗い流せることにある。汚れを浮かしやすいが乾くと落ちにくくなってしまうので、部位ごとにしっかり水をかけて汚れと薬液を洗い流す。またアルカリ性のためメッキや、ゴム類、ガラス鏡面には使用不可。気になるようならマスキングを施して洗車しよう。

「マルチクリーナー プロ艶」はアルカリ性。洗浄後は部品ごとに大量の水でしっかり洗い流す。## 仕上げ用シャンプーで全体洗い

「マルチクリーナー プロ艶」を使って、足回りの頑固な汚れを落としたら次は仕上げの全体洗い。まずはまんべんなく車体に水をかけながら、スプラッシュブラシで軽く撫でるように予洗いを行い、ほこりや泥を洗い流す。

全体洗いはバイク上面から下の方へ順々に洗っていくのがセオリー。

「仕上げ用シャンプー」は、通常洗車ではキャップ1杯に対して1ℓの水で希釈が目安。汚れがひどい場合は、1ℓに対して最大キャップ4杯の割合まで濃度を高めて洗剤の強さを調整する。

「仕上げ用シャンプー」は、内容量200ml。車両の大きさにもよるが何度か洗車可能。

シャワーを使えばダブル界面活性剤のクリーミーな泡が出来上がる。

第2段階の全体洗いは、バイクの上側から下へ向かって洗うのがセオリー。ハンドル周り→タンク周辺→シート&テール周り…といったように部位ごとにブラシで擦り、その都度水をかけて洗剤を洗い流す。これはせっかく洗った部分のシャンプーを乾かさないためで、気温や日差しなどの状況に合わせて洗う範囲を調節しよう。

ライト周り、タンク周り、シート周りなど、車体上部から分割して洗っていく。

気温が高いとすぐに泡が乾き始める。完全に乾いてしまうとシャンプーが洗い流しにくくなる。

部分ごとに洗いを行い、その都度乾く前にしっかり洗い流すことがポイントだ。

ホイール部分やエンジンの窪みなど、狭い場所を洗うのに便利なのがクロスワイヤーブラシ(990円)だ。特にワイヤースポークの間やホイールハブ部分など、手の届きにくい部分もガシガシ洗えてとても便利だった。

適度な太さがあり、エンジン裏など狭いところにもしっかり入る。

クロスワイヤーが数本束ねられたタワシ状の構造なので腰が強く、ハブの内側もガシガシ洗浄。

「仕上げ用シャンプー」による全体洗いが終わったら、しっかり水分を拭き取る。余裕があるなら、水切りがてら周辺を走ってから拭き取ると風圧で水分が飛んで作業がラクだ。また洗い残しがあった場合はもう一度しっかり洗っておこう。## 洗車前と洗車後を比較

  • 洗車前

洗車前には砂やホコリはもちろん、ブレーキダストやチェーンオイルが飛散していた。これらの汚れは通常の中性洗剤では落としにくい。- 洗車後

「アルカリクリーナー」で重点的に洗った部分は特に違いが現れた。油汚れがしっかり落ちており、明らかに輝きが増した。

特に汚れがひどかった足周りや駆動部品あたりで比較してみると、洗車前と後での違いが顕著。頑固な油汚れやブレーキ部品スラッジもしっかり除去できているほか艶も増している印象だ。次回はではさらに『ガラスコートスプレー プロ艶』を施してさらに輝きをアップさせるぞ!

PITGEARブラシシリーズに新製品3種類が登場!

①スプラッシュブラシ(1100円)/ ②ハイドロブラシ(1100円)/ ③クロスワイヤーブラシ(990円)。価格は全て税込。

PITGEARブラシシリーズに、3種類の洗車用ブラシが新登場。用途、部位によって洗い分けが可能で、より効率的な洗車が行える。車用にも似たような製品はあるが、サイズが大きかったり、ブラシの毛先が硬すぎたりとちょっと使いにくい製品が多かった。PITGEARブラシシリーズは、バイク洗車用として開発されただけあって、ヘッドサイズや形状、毛先の柔らかさなどが絶妙で使いやすい。やはりバイクにはバイク専用品を使うのがいい。

  • ①スプラッシュブラシ

PG-279 スプラッシュブラシ

スプラッシュブラシはチャック式のホースが接続して水を流しながらのブラッシングが可能。大きすぎないちょうどいい大きさのヘッドに加え、毛先も適度な柔らかさがあるため泥やホコリを洗い流す予洗いに便利。またオフロード走行などの後のひどい汚れにも効果的とのこと。

  • ②ハイドロブラシ

PG-278 ハイドロブラシ

大きなヘッドで大量の水分が保有できるハイドロブラシは、シャンプーなどの泡洗車に便利。ヘッドの丸みがあるおかげで複雑に入り組んだバイクの洗車において絶妙に使いやすく、また毛先は非常にしなやかなのでボディ洗いにも最適。

  • ③クロスワイヤーブラシ

PG-277 クロスワイヤーブラシ

内部に4本のクロスワイヤが仕込まれたタワシ状のブラシ。芯がしっかりしており、毛先にはコシがあるのでホイールやスポークといった頑固な汚れの部分など力を入れて洗いたい部分で使いやすい。しかも、クロスワイヤー部の芯の太さが絶妙でエンジン裏などの狭い場所も洗いやすかった。

文:谷田貝 洋暁

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