期間限定マルエフ横丁オープンで友近が現役引退・糸井に「おつかれ生です。」

今季限りで現役を引退したプロ野球元阪神の糸井嘉男氏が17日、大阪市内で行われた「アサヒ生ビール マルエフ横丁 in 大阪」の開催発表イベントに登場。期間限定の女将(おかみ)に就任したお笑い芸人・友近から生ビールを注がれ、アサヒ生ビールのキャッチフレーズ「おつかれ生です。」の発声で現役引退をねぎらわれた。

「マルエフ」とは、飲食店やファンに愛され続けるアサヒ生ビールの愛称。古澤毅ビールマーケティング部長は「日本に温もりをもたらすためにアサヒビール誕生の地である大阪のみなさまとともに人情味あふれるにぎわいを作っていきたい」とイベント開催の思いを語った。

居酒屋を再現した特設ステージに着物姿で登場した友近は「東の紀香、西の友近でよろしくお願いします」と、夏の東京開催時に期間限定女将を務めた女優・藤原紀香の名前を出してあいさつ。糸井氏は「こういう女将さんがいるお店があったら、ぜひ行きたい」と友近の着物姿を絶賛した。

居酒屋の思い出を聞かれた友近は、学生時代のビアホールでアルバイト経験を挙げ「お客さんの少ない冬はジャズバンドにギャラが払えないからと、従業員のなかから、私歌えます、ドラムできます、ギター弾けますって即席でバンドを組んで披露しました。映画にしてほしいぐらい!」と仰天エピソードを明かした。

また、糸井氏も「飲食店に行くと、体が大きいしバレる。一緒に飲もうやって声がかかってファンと野球談議した思い出があります」と阪神に移籍してからファンと飲み明かしたエピソードも。現役19年間を「気を張り詰めた仕事だった」と話す糸井氏の唯一の癒しは「帰ってから一杯のビール」だったそうだ。

大阪にどのようなぬくもりを届けるかという質問に友近は「ものまねで笑顔を届ける」と、上沼恵美子、藤原紀香のモノマネを披露。糸井氏は「ぬくもりキャラ目指します」と、心温まる応援をされてきたので、これからは逆に温もりや癒しを届けたいと語った。友近は「(マルエフの)缶もね、パッケージが好きです。あのマットな感じのところが上品で持ちたくなるのですよ。生もいいですが、缶もいいですよ」とPR。糸井氏も「味も大好きですし、ぜひマルエフ横丁にも足を運びたいなと思っています」と語った。

イベント「アサヒ生ビール マルエフ横丁 in 大阪」は、阪急大阪梅田駅1階の中央WEST広場で23日まで開催されている。提供されるビールは「アサヒ生ビール(愛称=マルエフ)」、「アサヒ生ビール黒生(愛称=黒生)」に加え、マルエフと黒生を1:1で混ぜる「ハーフ&ハーフ」、2:1で混ぜる「ワンサード」の4種類。幅広い飲み方を体験できる。女将・友近おすすめの「大阪風どて焼き」などのお通し付きで一杯500円にて提供される。

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