故スティーブ・ジョブズ氏のサンダル 破格の3040万円で落札!本人の足型が残る「完全な状態」

アップルの共同創業者で、2011年にすい臓がんのため56歳で死去したスティーブ・ジョブズ氏のサンダルが21万8000ドル(約3040万円)で落札された。

ビルケンシュトックの使い古されたレザーサンダルは、ジョブズの足型が今でも残っており、2016年に故人のハウスマネージャーだったマーク・シェフが初めて出品。2000ドル(約28万円)の落札価格を付けていた。ジョブズ氏の死去後、様々な私物がシェフのもとへと渡っていた。

トレードマークのイッセイミヤケによる黒のタートルネックで知られるジョブズ。元パートナーのクリサン・ブレナンさんは2018年に、ジョブズのそのサンダルへの愛をこう明かしていた。

「(ビルケンシュトックの)サンダルは彼のシンプルさの表れで、それは彼のユニフォームでした。ユニフォームの素晴らしいところは毎朝何を着るかを気にしなくていいところです」

今回ジュリアンズ・オークションから出品された際の落札予想価格は6万ドルから8万ドル(約840万円から1120万円)、説明書きにはこうある。

「このサンダルはかなり使い古されていますが完全な状態です。コルクとジュートによって長年使用したスティーブ・ジョブズの足型が残っています。ラバーソールはいかに頻繁に使用されて来たかを物語るものです」

同アイテムはジョブズのキャリアにおける重要なシーンの足元を飾ってきたそうで、カリフォルニア州ロスアルトスにある実家のガレージで、ビジネスパートナーのスティーブ・ウォズニアックとアップル社を立ち上げた際もジョブズが履いていたものとされている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社