W杯目前、カタールに熱気 ファン続々、最後の準備も進む

カタール・ドーハで、日本の吉田麻也選手が描かれた高層ビル=16日(共同)

 【ドーハ共同】中東初のサッカーのワールドカップ(W杯)が始まるカタール。20日夜(日本時間21日未明)からのカタール―エクアドルの開幕戦を目前にした現地は、既に期待感や熱気に包まれている。世界中からファンらが続々と訪れ始める中、最後の受け入れ準備も進む。

 首都ドーハに立ち並ぶ高層ビルには、日本の吉田麻也選手を含め、出場各国の選手が描かれている。日中の気温は30度以上。観光施設などは大勢の外国人客らで早くもにぎわっている。

 カタール市民ムハンマド・クバイシさん(71)は「W杯に向け10年以上、準備してきた。とても誇らしい気持ちだ」と笑顔だった。

カタール・ドーハの「ファンビレッジ」で取材に答える大会組織委員会のオマル・ジャベル氏=16日(共同)

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