10増10減の改正公職選挙法が成立 宮城県の小選挙区は1減で5選挙区に

1票の格差を是正するため、衆院選の小選挙区を10増10減する公職選挙法の改正案が、18日の参議院本会議で可決、成立しました。宮城県の小選挙区は6から5に減ります。

全国での10増10減に伴い、宮城県の小選挙区は現在の4区、5区、6区が再編されて新しい4区と5区になります。

新しい4区には石巻市や富谷市などが入り、5区には気仙沼市や大崎市などが入ります。大崎市の分割は解消されます。

1カ月の周知期間を経て施行され、その後の衆議院選挙から適用されます。

改正法の成立を受けて、現在の4区から6区の現職の議員は。

宮城5区現職・安住淳衆議院議員「1票の格差是正を考えればやむを得ないとではありますが、東日本大震災など自然減だけではない要因で人口が減り、そのことが定数の削減につながったと考えれば誠に残念でなりません」

4区の現職、伊藤信太郎氏は「みなさまの声をより的確に国政に反映させるためのベストな方向を探求する」

6区の現職、小野寺五典氏は「復興途上にある沿岸部への配慮、地域のつながりへの配慮がなされた」とコメントしています。

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