再稼働を目指す女川原発 原子力規制委員会がテロ対処施設などを視察

東北電力が再稼働を目指す女川原子力発電所について、原子力規制委員会の委員が18日にテロ攻撃などに備えるための施設を初めて視察しました。

視察に訪れたのは、原子力規制委員会の杉山智之委員と原子力規制庁の審議官ら13人です。

委員らは、新しい規制基準で義務付けられているテロや航空機事故に備える特定重大事故等対処施設について、東北電力の担当者から説明を受けました。

原子力規制委員会の委員が、この対処施設を視察するのは初めてです。

原子力規制委員会杉山智之委員「情報としては知っていても実際の物を見ていなかった部分についても色々見せていただきまして、それでちゃんとできているところを確認させていただきました」

東北電力は、女川原発2号機について2024年2月の再稼働を目指しています。

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