「巨大なお椀の豪華な膳」で一寸法師になった気分 ラーメン大好き中田メシ【活魚・ちゃんこ 一語一笑｜桜井市】

おそらく誰もがはじめて見た時、その大きさに笑ってしまうであろう奈良県桜井市の『一語一笑』のお昼の看板メニュー「一語一笑膳」をご紹介します。

奈良県桜井市の国道165号線沿いにある、店名の通り活魚とちゃんこが人気のお店『一語一笑』は、お昼のメニューも充実していて連日賑わっています。

その中でもひときわ目をひくのが「一語一笑膳」

こちらを注文すると、その直後にある儀式が始まりました。
座敷には分厚くて座り心地のいい座布団が置いてあるのですが、店員さんがさらにもう一枚座布団を持ってきて重ねてくれます。

その理由を聞くと、直径約40cmのお椀は高さもあり、座高を高くしないと食べにくいからだそうです(笑)

粋な演出に期待を膨らませながら待っていると、一瞬自分が一寸法師になったのでは？と錯覚するようなお椀が目の前に！

そして片手ではつかめないほどの蓋を開けると、造り・八寸・小鉢・天ぷら・蒸し物・酢の物・サラダ・煮物・御飯・香の物が所狭しと盛り付けられていて、その豪華さに二度驚きます。
吸物もついていますが、この吸物の椀は決してミニサイズではありません。

いけすで泳いでいた鮪や鯛などの新鮮なお刺身、かんぱちの焼き物、身がたっぷりなカニ爪などの海の幸、煮物など季節の山の幸は、あまりの豪華さと種類の多さに何からいただこうか悩みましたが、ひとつひとつが丁寧に作られていて、見た目のインパクトで驚かすだけではない、おもてなしの心が伝わる味を堪能いたしました。

デザートは紫芋の自然な甘みが優しいプリンでした。
せっかくなので、お椀の前に置いてみました(笑)

お昼のランチもおすすめですが、夜は名物のちゃんこ鍋や大きないけすで泳いでいるふぐをさばく、てっちりのコースも人気だそうで、少人数から最大40人までの宴会に対応されています。

これからの忘年会シーズンにおすすめのお店です。

店名の「一語一笑」には

人と人との出逢いの大切さ
同じ人と何度語っても
その日の笑いは
一生に一度だけのものと考え
大切に

という思いが込められているそうです。

店主さんのあたたかい心が伝わってきますね。

活魚・ちゃんこ 一語一笑いちごいちえ)