W杯ユニも!日本代表、BIGな大会で「使われなかった」アウェイユニフォーム5選

23日にカタール・ワールドカップの初戦を迎える日本代表。

今大会に向けたユニフォームはホームがブルーでアウェイがホワイトだが、実は日本がW杯でアウェイユニを着たのは2002年と2010年の2大会のみ。カタールW杯で着用すれば“アウェイユニを着た3大会目のW杯”となる。

そこで、準備はしたもののW杯など大舞台で使われなかった日本代表アウェイユニフォームを、五輪代表も含めてご紹介したい。なお、1998年フランスW杯モデルについては画像をご用意できなかったため、今回は掲載を見送っている。

2004モデル

日本代表 adidas 2004 アウェイ

選手:玉田圭司

2004年アテネオリンピックと2005年コンフェデレーションズカップのどちらにも登場しなかったユニフォーム。イングランド戦や東欧遠征などの親善試合で使用している。ホワイトではなくベージュを基調にシャドーストライプのデザインは、なかなかの好デザインだけに残念。

2006モデル

日本代表 adidas 2006 アウェイ

選手:中澤佑二(左)、遠藤保仁

2006年のドイツW杯に向けて投入されたモデルだったが、着用されることなくグループステージ敗退。翌年開催のアジアカップ2007でも出番のなかった一着だ。デザインコンセプトは「日本刀」だが、ホームよりアウェイの方がより“刀感”が強かっただけに惜しいユニフォームである。

2012 五輪モデル

ロンドン五輪 日本代表 adidas 2012 アウェイ

選手:大津祐樹

ロンドン五輪に向けたアウェイユニフォームだが大会では未使用に終わった。荒々しい毛筆タッチで八咫烏(ヤタガラス)を描く真っ赤なユニが発表されると大きな話題を呼んだが、着用したのは大会前に行ったメキシコとのフレンドリーマッチ1試合のみ。上から「赤-白-白」の組み合せは悪くないデザインだ。

2014モデル

日本代表 adidas 2014 アウェイ

選手:香川真司

ブラジルW杯に向けて2014年2月に発表したアウェイキットは、まさかの衝撃的な蛍光イエロー。W杯で現地の人々からの応援を期待してブラジル代表のカナリアカラーに近いイエローを選んだのだが、そのW杯では結局着ることなく終了となった。なお、翌年開催のアジアカップ2015でも使われていない。

2018モデル

日本代表 adidas 2018 アウェイ

選手:長谷部誠

2018年のロシアW杯に向けて投入のアウェイユニフォームだったが、大会では全試合でホームを着用。翌年開催のアジアカップ2019でも出番のなかった一着である。

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2018年大会でadidasは90年代ユニデザインの想起させる“でかロゴ”を復活させ、このアウェイも左肩に落とし込んでいる。日本国内ではホームよりも好意的な声が多かった印象のあるユニフォームだった。

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