
愛知県愛西市が設置した集団接種会場で、新型コロナウイルスのワクチン接種後に女性が死亡した問題を巡り、市が医療事故調査制度に基づく調査を行うことが分かった。18日、市が明らかにした。制度は医療法に基づき、患者の予期せぬ死亡の原因を調べる仕組み。市は医療事故に当たる可能性があると判断した。
死亡したのは飯岡綾乃さん(42)。夫英治さん(45)は共同通信の取材に「徹底的に原因を究明し、納得できるよう説明してもらいたい」と話した。
愛西市や県医師会によると、飯岡さんは今月5日、「BA・5」対応ワクチンを接種した約5分後に容体が急変し、搬送先の病院で死亡した。