
防衛省統合幕僚監部は18日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の弾道ミサイルを発射したのを踏まえ、日本海で航空自衛隊と米軍の戦闘機同士による共同訓練を実施したと発表した。日米が結束し、あらゆる事態への対処力を示す狙い。今年に入り相次ぐミサイル発射に対し、日米は戦闘機を投入するなどの即応訓練で、けん制姿勢をアピールする機会を増やしている。
防衛省によると、空自が石川県・小松基地の第6航空団からF15、米軍は青森県・三沢基地の第35戦闘航空団からF16がいずれも4機参加した。各種戦術訓練に当たったという。