小木―直江津航路カーフェリー「こがね丸」に決定 4代目「由緒ある船名」 佐渡汽船

 佐渡汽船(本社・佐渡市)は18日、来年3月小木―直江津航路に就航予定のカーフェリーの船名を「こがね丸」に決めたと発表した。同社は1日から10日まで、船名を一般公募していた。
 「こがね丸」の船名は4代目。このうち3代目は1995年から2015年まで、小木―直江津航路に就航した。同社によると、船名には「佐渡島の金山」世界遺産登録への思いや「由緒ある船名」(同社)を用いることで、航路の過去と未来をつなぐ船になってほしい、との思いを込めたという。
 「こがね丸」は総トン数約2500トン。定員は600人で、乗用車換算で150台を積載できる。宇和島運輸(愛媛県八幡浜市)が大分県と愛媛県の間で運航していた「えひめ」を購入し、改造して供用する。

イメージ図(佐渡汽船報道資料から)

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