横浜市の中学校給食巡り山中市長、保護者と意見交換 栄養バランス評価や「量の調整できたら」など要望も

保護者と意見交換する山中市長(左)=岡野中学校

 横浜市の山中竹春市長は18日、市立岡野中学校(同市西区)を訪れ、デリバリー方式の中学校給食の在り方を巡って保護者と意見交換した。現在、市は中学校給食の方向性について検討を進めており、改善に向けて意見を求めた。

 この日、市長は1~3年の生徒を持つ保護者6人と給食を共にした。メニューには鶏肉と野菜の甘酢炒めや揚げシューマイなどが並んだ。子どもの好物でそろえがちな家庭弁当と比較し、給食の栄養バランスを多くの保護者が評価。一方で「体格差が大きいため、量を調整できた方がいい」「おかずが冷たいのが気になる」といった声も上がった。

 意見交換を終えた山中市長は「より多くの生徒に満足してもらえる給食を届けられるよう、どういう改善ができるのか検討していきたい」と述べた。

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