愛媛FCの森脇良太にどうしても聞きたかった!「衝撃のフェリー移動」はプロ初の経験だった?

2011年、日本代表はアルベルト・ザッケローニ監督のもと、アジアカップで2大会ぶり4度目の優勝を果たした。

この大会、出場こそなかったものの、チームの盛り上げ役として注目されたのが当時サンフレッチェ広島に所属していたDF森脇良太だった。

今月、日本代表が再び臨む、ワールドカップという大舞台…。そこでQolyは、現在はJ3の愛媛FCでプレーする森脇を直撃!

インタビュー第1弾となる今回は、今年15年ぶりに愛媛FCへ復帰した経緯や今シーズンのプレー、「ムードメーカー」の話題などを中心に聞いた。

記事ではそれらとまったく関係ない、どうしても聞きたかった箇所を紹介する。

(取材日:2022年11月9日)

――(前略)ちょっと関係ないんですけど先日、森脇選手が先発されたテゲバジャーロ宮崎戦。森脇選手の動画を拝見したのですが、あの中でちょっと気になったのが、帰りがフェリーだったと。フェリー移動はさすがに初めてでしたか?

初めての経験でしたね(笑)。試合が終わって愛媛への帰路につきましたが、バスとフェリー、そしてバスで愛媛に帰ってきました。トータル何時間かかったかなあれ。

試合が終わってからはだいぶ経って帰ったんですけど、本当に「フェリーで帰る」というのは初めての経験でした。2時間かからないくらい、1時間半近くフェリーに揺られて帰りました。

自分にとってもそういう経験はもの凄く楽しい部分もありますし、やっぱり色々な経験をすることによって人間力も少しは上がるんじゃないかなと。まったく人間力が上がっているところは僕の中で出せてはいないですけど(笑)。

でも今後、自分が人生を歩んでいく上ではものすごくいい経験をさせてもらっているので、本当に楽しみながらフェリーに乗って帰りましたね。

――とっても珍しいシーンでした。

その試合、僕自身たくさんやらかして、チームメイトにかなり迷惑を掛けてしまって、自分の気持ち的にも落ち込んでいました。

悔しさが残る試合だったんで動画のほうもなかなかうまく回すことができなくて、動画をアップするのもどうしようかなと思ったんです。

でもやっぱりそういう様々な現状とか、自分の想いというのを伝える必要があるなと思い、包み隠さずいろんなことをオープンに公開させてもらいました。

結構反響が大きかったのは嬉しかった部分ではありますけどね。本当に多くの方はびっくりしたんじゃないかなと。「試合後にフェリー?」と。

フェリーの外に出てちょっと海でも眺めようかなと思う気持ちもあったんですけど、ちょっと夜は怖いなと。試合でもだいぶやらかしてメンタル的にやられていたので、そのまま海にドボンしたらまずいなと思ってちょっと外に出るのは控えました(笑)。

でも本当にいい経験をさせてもらいました。

――貴重なシーンというかすごく価値があることだと思います!

いえいえ。ちょっとまた僕の動画なんかもQolyさんのほうで宣伝よろしくお願いします!

動画では他にも、15年ぶりに愛媛FCへ復帰した経緯や、前回の愛媛時代はチームメイトだった石丸清隆監督に言われていること、今後のキャリア、さらには稀代のムードメーカーとしての明るい性格や、森脇自身が面白いと感じているJリーガーたち、チームを盛り立てる上で心がけていることなど、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!

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なお、自身も優勝メンバーとなった2011年アジアカップの裏側などについて聞いたインタビュー後編の動画はYouTubeの『Qoly公式Ch.』にて近日配信予定なのでこちらもお楽しみに。

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