エルヴィス・コステロが日本のユニットchelmicoと共演。きっかけは『映像研には手を出すな!』

エルヴィス・コステロ Photo :Mark Seliger / chelmico ; Warner Music Japan Inc.

来年開催される第65回グラミー賞「最優秀ロック・アルバム」にノミネートされたエルヴィス・コステロ&ジ・インポスターズ(Elvis Costello & The Imposters )の最新アルバム『The Boy Named If』。

このアルバムのデラックス・エディション『The Boy Named If (Alive at Memphis Magnetic)』が2022年11月25日に配信リリースされることが発表となり、収録楽曲で日本のラップユニットchelmicoによる「Magnificent Hurt (chelmico Remix)」のリミックス・ヴァージョンが先行配信された。

<YouTube: Elvis Costello, The Imposters, chelmico - Magnificent Hurt>

コラボのきっかけはアニメ『映像研には手を出すな!』

エルヴィス・コステロは昨年、英メディアThe Guardianにて好きなテレビ番組として『映像研には手を出すな!』をあげて、「この(アニメ)シリーズは全体を通して、ストーリーボードからサウンドデザインまで、映画制作のあらゆる要素についての教材となっている。それに、非常にクールなテーマソングもあるんだ」と紹介。そのオープニングテーマ「Easy Breezy」を担当していたのがchelmicoだった。その縁から、今回「Magnificent Hurt」リミックスをchelmicoに依頼することとなった。

chelmicoは今回のコラボレーションについてこのようにコメントしている。

「まさかの!Elvis Costello氏とのコラボです!!こんなことあるんですね!!リモートで打ち合わせしたときに自由にやっていいよ〜って言ってくれたので自由にやりました!!歌詞の世界観をうまく落とし込めたと思います!!ryo takahashiのビートも完璧!!コステロさんも気に入ってくれて、全員がHAPPYです!!」

デラックス・エディション『The Boy Named If (Alive at Memphis Magnetic)』は、オリジナル・アルバムの対となる内容の11曲が追加収録される。その11曲は、2021年10月と2022年5月のメンフィス・マグネティック・レコーディング・スタジオでのツアー・リハーサル中にライヴ録音された『The Boy Named If』収録曲と「Everyday I Write The Book」、ニック・ロウ、ザ・バーズ、ポール・マッカートニー、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズらのカヴァー曲となる。

Written by uDiscover Team

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